いままで、しくみシリーズとして5つのテーマ(人間、幸せ、生と死、人間完成、天職)の小冊子を発行し、さらに、2つのテーマ(親子、赤い糸)を加えて書籍『大自然の法則で人生大逆転』を2024年3月に発行しました。
今回、しくみシリーズとして病気を取り上げました。執筆にあたり現代医学の実状を探るべく数々の文献にふれたことで、通常では知りえないような医学上の誤解や問題点を浮き彫りにできたのではないかと思います。
たとえば病気による死亡原因の1位はがんによるもので、医療技術が年々向上しているにもかかわらず、死亡者数が増え続けているという現状があります。がんは早期発見とがん腫瘍の切除、その後の転移を防ぐための放射線治療が主流になっていますが、その治療法のよって立つ根拠に誤りがあることがわかってきました。しかし、そのことは医療関係者のなかでも公にされることがないため、いまだに医療方法が改善されないようです。
天声で「病気はいいが、病人になってはいけない」とあります。
健康を握りしめたら最後、人は健康でいられなくなります。つまり、病気に敵対するのは間違っているということなのです。病気は病気としていったん置くこと。いままでの「よろこべていなかった」人生に対する評価が病気という形で出たのですから、その誤りを知って生きざまを修正すれば病気の必要性も消えます。
この小冊子を読むことで、そのことに気づき、病気を新しい生の出発点とする勇気をもっていただければ幸いです。